年頭所感
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。今年もお世話になります。
昨年は新年早々、家財保険分野において、同じSBIグループに所属する「常口セーフティ少額短期保険株式会社」との共同保険(共同引き受け)で新商品「みんなの部屋保険G4」を販売開始しました。
販売にご協力いただいた代理店様に、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
新商品でご契約のお客様からの保険金請求も日々増えてきております。多くのお客様の声を反映した商品を目指しておりましたので、一定の評価をいただけたものと自負しておりますとともに、引き続き適正な保険金支払いに努めてまいります。
秋には、車両保険分野において、「HARLEY|車両+盗難保険™」専用の「車両水災特約」の販売を開始しました。当社は2014年8月よりハーレーのオフィシャル車両保険提供会社として同分野に参入しました。ハーレーと仕事を共にするにつれ、ハーレーは文化だと考えるようになりました。その文化に触れる夢をお客様は求めているのだと。現在の日本は年々自然災害の発生が多くなっています。その状況下で水災補償を単品で供給するのは、保険会社としてナンセンスかもしれません。しかし、当社にはオフィシャル車両保険としての自負とお客様の夢をサポートする責任があります。ハーレーの仕事に携わる当社スタッフは、心は常に“Love Harley”です。当社は、これからも一人でも多くのお客様が、ハーレーという文化に触れる夢を実現されることを願っております。
さて、今年5月には不動産業界において、宅地建物取引業法が改正され重要事項説明書等(35条、37条書面)の書面交付義務が撤廃されます。いわゆる“完全電子化”です。現在の社会情勢によりお客様の行動意識の変化とともに、不動産業界の働き方も変化してきております。部屋探しの行動変化、不動産取引の変化にあわせ保険業務も次世代化させる必要がございます。当社ではこれをビジネスチャンスと捉え、不動産プラットフォーム(賃貸管理システム)と当社家財保険基幹システムとをつなぐ中間サーバー(API連携)を構築しました。CX(カスタマーエクスペリエンス)・AX(エージェンシーエクスペリエンス)の向上を目指し、現在複数の不動産プラットフォームと協議・開発を進めておりますので、乞うご期待ください。
今年の大河ドラマは『鎌倉殿の13人』です。本作から放送サイクルは通常に戻ります。鎌倉時代にスポットが当たり、新たな発見があるかもしれません。予測不能のエンターテインメントを楽しみましょう!
皆様のご多幸を願いまして、年始のご挨拶とさせていただきます。
SBI日本少額短期保険株式会社
代表取締役社長 井上 久也
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